2021-12-17 太陽と月 507 詩vol.5 太陽と月 君がほほえむと ぼくの世界に朝日がのぼり 君が笑うと ぼくは真夏の太陽のなか 君がいると ぼくはうすくなり いつのまにか 君の目には入らない 君が帰ると ぼくはくっきりと いつもどおり 君をまねて輝く 君が口をつぐむと ぼくの世界に夕日が沈み 君が悲しむと ぼくは真冬の雪の中 君は知らない うすくなったぼくを 見ないふりして 見ていてくれたか 君は知らない 輝いているぼくを 気づかないところから こっそり見てくれたか